タイトルどうり。
今日はオリジナルのロングコートについて。
このシリーズは私がまだ店頭にいたころから続くLui'sとしての定番シリーズです。
Pコートは毎シーズン必ず依頼しているのですが、シーズンごとにプラス2型が新しい形で提案しています。
今期はその2型に「ステンカラーコート」、「チェスターコート」を選びました。
今日は「チェスターコート」について色々書きたいなと・・・
まずはチェスターコートとはから..
正式名称は「Chesterfield coat」(チェスターフィールドコート)と言います。(知ってるか。。。)
着丈は勿論長めで、膝程度の長さが一般的といわれてます。
19世紀にチェスターフィールド伯爵が着用したことからこのネーミングになったそうです。(まんま・・・)
そして現在ではフォーマルウェアとしてや、ビジネス、カジュアル様々なシーンで着用されています。
正式なデザインは、
・ボタンは比翼仕立て
・上襟はベルベット仕立て
だ、そうです。
ちなみに上襟のベルベット使いはフランス革命で処刑されたルイ16世とその妃マリー・アントワネットを弔う気持ちを表現したそうです。
(ほぉ~)
海外ではクラス分けがされており、
・ドレスチェスターフィールド:ウェストを絞り、さっきの正式な仕立てで作られたもの。
・サック・チェスターフィールド:ウェストを絞らず箱型の垂直に仕立てる。
・セミ・チェスター:襟の素材切替が無く、腰丈や腿丈が多いもの。
てな感じでクラス分けがなされています。
前置きはこんな感じで。。
今年のLui'sのチェスターはこちら。
ボタン見せにしているので少しラフな印象になってますね。いわゆる「セミ・チェスター」に当たりますね!
(でもフォーマルでも全然着ていただける仕上がりです!)
素材は打ち込みの良いオリジナルのメルトン素材を使用。
毎年この素材は作っています。
程よい光沢と素材に触れたときの若干の"ぬめり"感。これは実際に素材に触れて見て欲しいところですが。
そして何より着用した時のシルエット。
秀逸。
その一言に尽きます。ほんとに綺麗で、ボディーラインに沿って美しいラインを描きます。
是非今期の自信作「オリジナルメルトンチェスターコート」をご覧になってみてください。
今期は、前に紹介したインナーブルゾンとのコーデで着こなすのがおすすめですっ!
寒くなる一方なので、ここらで温かいコートを是非。。
其れでは
shu